メモリアルイヤー作曲家演奏会

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夏!な曲

こんにちは!お盆休みに入り、いよいよ夏本番といった感じですね。

休みに入り、実家でパソコンに向かいながらカンヅメ生活を送っている私も、セミの鳴き声が外から聞こえてきて、それなりに季節を感じています。笑

 

さて、今日のお題は、独断と偏見で選ぶ「夏に聴いてほしい曲」です!

暑いから涼しい曲を聴く。暑いからこそ熱い曲を聴く。いろいろな選択があると思います。

① マーラー 交響曲第3番 1楽章

さて、まずおススメするのは、マーラーの「交響曲第3番」の1楽章です。当初、「夏が行進してくる」という副題を持っていたこの楽章、非常に生命力に溢れた曲で、草木の成長するエネルギーのようなものを感じれると思います。

余談ですが、マーラーは副題や説明文を付けて、よくあとから消します。説明したかったけど、聴き手自身の理解で共感して欲しかったんだと思います。

 

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」

いわずと知れた「田園」ですね。ウィーン郊外にあるベートーヴェンお気に入りの保養地「ハイリゲンシュタット」で書かれました。オンライン帰省などと言われるこの頃ですが、時空を超えて田舎を感じることができます。

2楽章には鳥の鳴き声、4楽章は嵐など、巧みな自然描写に感嘆させられます。

 

ブラームス 交響曲第2番

こちらはブラームスの田園交響曲とも言われる作品です。避暑地ペルチャッハで書かれたところも似ています。ベートーヴェンのリラックスした感じよりは、活力にあふれた感じがします。これは交響曲第1番作曲の重圧から解放されたものによると言われているそうです。お休みに入った喜びを感じたいあなたに!おススメです笑

 

以上、夏にお勧めの3曲でした。ほかにも季節を感じることのできる曲はたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね!

 

文責: 安達